悩ましい掃除機

実家の掃除機を買い足すとかで、父がはりきって近所の電器屋にでかけたそう。

既に1台コード有りの掃除機があるのだが、今までまったく掃除機なんてかけたこともない父が、これからは俺もやるぜ!と張り切り出したのが事の始まり。今日の物色で、お目当てのコードレス掃除機が見つかった様子。明日買いに行くと電話口で張り切っていたので、ちょっと待ったをかけた。

買おうとしている掃除機が父に合いそうかどうかと、適正価格かどうかくらいは娘として調べようと検索してみた。が、路頭に迷い、一旦、小休止してブログでも書こうかと。

 

とりあえず分かったことは、父が買おうとしている掃除機が、スティック/ハンディタイプの中でも特に取り回しがしにくい形だということ。それと同じ形状の掃除機を私も色んな家で使ったことがあり、使いにくさを感じていたそのものずばりだった。

 

しかし、一家で一番偉い(はずの)父が色々とお試しして決めたことなのだから、あとは一番お手頃価格な店でぽちっと買って実家に送れば一件落着なのだが、私が父の買物に渋るには理由がある。

 

それは…三日坊主を70年以上かけて極めてきた父が、いまさら掃除機をかけることが習慣になるとは信じがたいこと。しかもつい最近まで、父によって3日で飽きられ放置された新品同様の家電ゴミがあったので、慎重になりたくもなる。あぁ神よ、私にひとを信じる素直な気持ちを与えたまえ。

 

目を閉じて父がお目当ての品を操作して掃除する姿を想像してみた。

見えます…私には見えます…

 

掃除機が取り回ししにくく、四角い部屋は丸く、階段は適当に掃除機をかける姿が…

 

サイクロン掃除機なのに、溜まったゴミをぴゃーっと適当にゴミ箱の中に捨てて、ゴミ箱の外にもこぼしたりして、あとで母からぶつくさ言われている姿が…笑

 

そして何故か3日で掃除に飽きている姿が…がっくし

 

母は基本的には父が決めたことに反対しない。そして父にその瞬間が来た時、ほらね!と勝ち誇ったように突っ込むことを楽しんでいる。他の家庭でもよくある夫婦の姿だと思いたい。

 

私としては、他にもっと父におすすめしたい掃除機があるが、それよりも何よりも思う事がひとつある。カーペットも畳もマットすら無い、ペットもいない、フローリングのみの実家には、掃除機は2台もいらん…。掃除機をかける気があるなら、週に1回でも雑巾がけをしてくれた方がよほど家が綺麗になると言いたいけど、それだと父はやる気が起こらないんだろうなあ。

 

華麗にコードレス掃除機を操っている自分を想像して幸せな気持ちになっている人に、雑巾がけという地味な古典的手法を魅力的に伝える方法を考えよう。それでもダメなら、せめて別のコードレスタイプをおすすめしよう。

 

幸い明日は雨予報、父が電器屋に行く事を阻止できそう。