玉手箱の作り方

わたくし、どこに何があるか結構覚えてるんですよ!

と、お客さんから豪語されることがありますが、じゃあそこの段ボールに何が入ってるんですか?と聞くと、固まる。


はなから片付ける気が無いものに対しての認識は薄い。というか忘れ去る。

その代わり、必要になることがあるものに対しては、記憶できていたり…いなかったり。


覚えていないものは、広い家の中でとことん何年も放置されて、久しぶりに空気に触れさせたところで、開けた本人は浦島太郎並みに驚く。

ここにあったのね!探していたわ何年も!と。

そして埃にむせる。

開けた時に、お客さんがおじいさんに化けなくてホッとしたわ。

むしろ、開けたら気持ちがすっきりおちついて若返る玉手箱。